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北海道 〈航空機CO2観測〉

札幌を含む石狩平野を中心とした北海道上空のCO2濃度を観測します。 北海道航空のセスナ機を使いました。   機内はとても狭いです。
観測システムは小型のスーツケース内に組み込んでいるので、狭い機内への持ち込みも容易です。 データはリアルタイムで見ることが出来ます。揺れる機内で、この小さな画面を見続けることはとても辛いのですが。。。 丘珠飛行場です。遠くに見えるのはオホーツク海高気圧に伴う雲です。
札幌から苫小牧方向に飛んで行くと雲の端にかかってきます。高度500m位の非常に低い高度です。 さらに南下すると一面雲に覆われ、雲の上を飛んで行くと恵庭岳の頭が飛び出ていました。 高度1500m。平らな雲が一面覆っています。雲より下層は低温高湿で、上層は高温乾燥の大気です。 本当に背の低い高気圧ですね。
所々で雲の盛り上がったところがあります。ここにかかるとCO2濃度・温位は低下し、湿度は上がります。つまり下層大気が持ち上げられていることになります。 新千歳空港へ着陸態勢の旅客機を真上から。 違う日の苫小牧付近を観測した時の写真です。これも着陸態勢の旅客機を上から撮影。
樽前山の噴火口上を飛んでいます。 札幌市に戻ってきました。豊平区のあたりです。 札幌市上空です。豊平川とJRタワーが見えます。
石狩湾上から札幌市方向を見てます。 冬の観測です。札幌市を取り囲むように飛行してデータを取ります。これは札幌市南西部です。 札幌市北東部。石狩川河口が見えます。
  札幌市北部。 札幌市の中心も飛びました。JR札幌駅真上です。