Seawater Aquarium / 海水魚水槽

研究室で飼育している海水魚達です。
自然界の生物・生態系には,行動の大小,季節変化,飢餓,よそ者の侵入,環境の変化などの様々な変化(=不均一性)に対して,その変化が存在しないかのごとく「安定的(=普遍的)」であると同時に,変化に非常に敏感に影響を受ける「もろさ」の両面があります。飼育を通して,魚達が環境の変化やストレスにどのように対応しているのかを知ることができます。
 
 
 

171019  60 cm Seawater Aquarium


171019  60 cm Seawater Aquarium
170608  10L Seawater Aquariums

 

 


170608  10L Seawater Aquariums

2016年度に採取し,飼育した魚達

 
 
チョウハン
Chaetodon lunula
(Lacepède,1802)
 
 
シマハギ
Acanthurus triostegus
(Linnaeus,1758)
 
 
ゴマキンチャクフグ
Canthigaster amboinensis
(Bleeker, 1864)
 
サザナミヤッコ
Pomacanthus semicirculatus
(Cuvier, 1831)
ナベカ
Omobranchus elegans
(Steindachner, 1876) 
ミヤコキセンスズメダイ
Chrysiptera brownriggii
(Bennett, 1828) 
トゲアシガニ
Percnon planissimum
(Herbst, 1804) 
 
 

2017年度に採取し,飼育した魚達

 
 
イシダイ
Oplegnathus fasciatus
(Temminck et Schlegel,1844)
 
 
ニザダイ
Prionurus scalprum 
(Valenciennes,1835)
  
 
カエルウオ
Istiblennius  enosimae 
(Jordan and Suyder,1902)
 
  
アシナガスジエビ
Palaemon  ortmanni 
(Rathbun,1902)
 

Coral & Anemone Aquarium / サンゴ・イソギンチャク水槽

研究室で飼育しているサンゴ(マメスナギンチャク)とイソギンチャク(シライトイソギンチャク),そしてイソギンチャクと共生しているクマノミ(ハナビラクマノミ)です。
現在の植物は,太古の昔に動物の祖先の細胞が光合成を行うシアノバクテリアを共生させ,やがてその共生が定着して成立したと考えられています。しかしサンゴやイソギンチャクのように,植物プランクトンと共生関係を保ち,植物プランクトンの光合成により作られた有機物を分けて貰うことで,光だけでも生きていける「動物」が,我々の周りには意外とたくさんいます。また,クマノミとイソギンチャクのように「動物」と「動物」の共生もしばしば見られます。これらの生物の飼育を通じて,植物に残された動物的要素や,植物と動物の境界,そして「共生」はどのように成立しているのかを知ることができます。
 
 
 
 

171112  Coral & Anemone Aquarium

 

 


171112  Coral & Anemone Aquarium