2011年4月13日

「そうや」搭載ヘリ、「せきれい」

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今回の観測で搭乗することはなりませんでしたが、「そうや」には「せきれい」というヘリが一機搭載されており、海氷観測でも活用されています。

2011年3月18日

クリオネ採集

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そうやの乗組員の方が、船尾で網を引いて採集したクリオネです。ペットボトルに移したものを撮影させてもらいました。予想以上に動きが早くて撮影するのが難しい。貝の仲間だそうですが、おいしいんでしょうか?

2011年3月17日

ボトル採水

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採水ボトルを使った観測の様子です。ロープでプラスチック製の採水器を海中に下ろし、海水を採取します。鉄などの微量元素を測るため、洗浄したボトルを使用し、ケーブルへの取り付け、取り外しにはこれも清潔なビニール手袋をつけての作業となります。氷点下の気温の中で薄い手袋のみしか付けられず、肉体的につらい観測でした。ときどき、寒さに非常に強く、手がかじかまずに作業できる人がいますが、まれです。

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2011年3月16日

バスケットを使った海氷サンプリング

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バスケットをクレーンで釣り上げ、海氷上でサンプリングを行っている様子です。海氷、海水を持ち帰り、研究所で分析を行います。晴れて風もなく、絶好の観測日和となりました。

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2011年3月 9日

ようやく海氷域へ

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夕方に小樽を出港し、翌朝宗谷海峡を越え、オホーツク海に入ります。
朝日に照らされる海氷は、青と赤が混じった複雑な表情を見せてくれます。

写真から、この海域では海氷域が多くの氷盤から構成されており、おのおのの氷盤は比較的平坦なのがわかります。氷盤同士がぶつかり、端が壊れて変形している様子もよくわかります。

2011年2月25日

海氷域での機器設置作業

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一般には、流氷ということばを使いますが、これはどこかに固定されずに流れている海氷という意味合いで使われています。より一般的に海水が凍ったものを海氷と呼んでいます。
海氷域に入ると波が穏やかになり、揺れが収まります。これは、海氷があることによって海の波が抑えられているためです。こうして穏やかになったところで、測器の設置を行います。場所は写真のとおり、船首です。
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2011年2月23日

出港前の機器設置作業

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この観測では、出港前に様々な測器を船体に取り付けます。左の写真は、正面および側面に取り付けたビデオカメラの写真です。

正面はこれから進む海洋や海氷の状態を記録します。側面に取り付けるカメラは見ての通り下向きです。このカメラは、船底にぶつかって傾き、横を向いた海氷の厚さを測るために取り付けています。
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この日は暖かかったので素手で作業できましたが、過去にはマイナス10度以下の厳しい気象条件下での作業もありました。岸壁で作業できる期間はどうしても限られてしまうので、厳しくても出港前に作業しなければなりません。

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2011年2月18日

小樽港にて

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観測前に小樽港に入港した「そうや」です。過去には悪天で荷物の搬入、観測機器の設置に苦労したこともありましたが、今回は晴れて気温が高く、風も弱かったので問題なく終了することができました。

2011年2月10日

空から見た海氷

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1996年に初めてそうやに乗船したとき、搭載されていたヘリから撮った海氷。当時はまだ修士課程の学生でした。