2005年12月 No.20
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砂丘でヨコエビを食べるチビトガリネズミ(写真中央)。この種は世界最小の 陸生哺乳類として知られており体重はわずか2グラム前後である。となりのハマ ナスの実と比べてみてください!チビトガリネズミは,東はロシアのチュコト半 島からシベリアを横断し西はノルウエイまで(国内では北海道)とユーラシアの 北部に広範囲に分布しているが、いずれの地域でも希少種である。このためどの ような個体群構造、遺伝構造をもっているかが興味深いテーマとなっている。現 在、当研究所の大舘智志(智氏)助手がロシア、フィンランド、ノルウエイの共 同研究プロジェクトとして調査を行っている。
Preface | 巻頭言 |
ご挨拶 | |
若土 正曉(低温科学研究所長) | |
Research | 研究紹介 |
都市大気の流れの可視化 | |
藤吉 康志(寒冷海洋圏科学部門) | |
People | 新しい研究者の紹介 |
惑星形成論の進化 | |
田中 秀和(低温基礎科学部門) | |
環オホーツク海域における微量金属研究を目指して | |
西岡 純(環オホーツク観測研究センター) | |
千島列島の潮汐から環オホーツク圏の気候形成・変動へ | |
中村 知裕(環オホーツク観測研究センター) | |
呼吸の多様性と元素循環 | |
小島 久弥(低温基礎科学部門) | |
自己紹介 | |
的場 澄人(環オホーツク観測研究センター) | |
Administration Office | 平成18年度共同研究・研究集会公募について/会議開催報告/人事異動 |
北海道大学低温科学研究所
http://www.lowtem.hokudai.ac.jp/
低温研ニュース第20号 (北海道大学低温科学研究所広報誌) | ||
発 行 | : | 北海道大学低温科学研究所 所長 〒060-0819 札幌市北区北19条西8丁目 |
編 集 | : | 低温研ニュースレター編集委員会 |
編集委員 | : | 渡部直樹・田中亮一・事務部共同利用担当 (ご意見・お問い合わせ、投稿は編集委員まで) TEL (011)706-5465、FAX (011)706-7142 |