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修士課程の指導方針

当研究室で行っている研究に関連する研究テーマ,そこから派生する研究テーマ,または,それらを学生自身の興味に合うようにカスタマイズした研究テーマで,2年間で完結できるような比較的小さいサイズの課題に取り組みます。その中で,課題を解くための能力(科学的な手法と思考)を知識として学びながら,課題の解明に挑戦できるように指導を行います。
 

実感して欲しいこと

  • 自然の中にある不思議に対し,その仕組みを紐解いていくことの楽しさ
  • そのために,知識を学び,新しいアイデア・発想を議論し,答えを導いていくことの楽しさ
  • 自分の研究が,サイエンスの発展に貢献していることの実感
  ほか

身につけて貰いたい能力

  • 得られた結果を科学的に解釈する力
  • それを「相手に伝わるように」説明・発表する力

 

修士号の取得への基準

  • 学会での口頭発表1回(もしくは,学術雑誌への論文投稿)
  • 修士論文の受理
  • 修士論文発表会での発表 

 

参考:修士研究テーマの例

  • 北海道の沿岸域の食物連鎖網の可視化
  • 低温海域に生息する魚介類の飼育と安定同位体比の解析
  • 植物が持つ有機化合物の組成・安定同位体比の解析
  • 動物が持つ有機化合物の組成・安定同位体比の解析
  • 微生物が持つ有機化合物の組成・安定同位体比の解析
  • 共生・寄生関係にある生物間における有機化合物授受の解析
  • それらの,環境変化やストレスに対する応答の解析

 

ほか