昆虫は熱帯から極地にわたるほとんどの陸地に生息しており、多様な生活環境に適応しています。昆虫が地球上でもっとも繁栄している動物群になりえた理由のひとつとして、様々な環境に存在する病原体に対抗できる強力な生体防御系をもっていたことが挙げられます。この昆虫がもつ体を守る仕組み - 自然免疫システムは、哺乳類などの他の生物がもつ自然免疫と多くの共通性があることが明らかになってきました。
昆虫の生体防御機構がどのようなメカニズムで働き、制御されているのか、分子生物学や生化学などの手法を用いて解析しています。
准教授 落合 正則 ochiai@lowtem.hokudai.ac.jp
学術研究員 岩﨑 正純
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